細河村(ほそかわむら)は、大阪府豊能郡にあった村。現在の池田市の北西部、余野川の下流域、国道423号の沿線にあたる。
地理
- 山岳:長尾山
- 河川:猪名川、余野川
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、豊島郡中川原村・吉田村・古江村・木部村・東山村・伏尾村の区域をもって発足。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が豊能郡に変更。
- 1935年(昭和10年)8月10日 - 池田町・秦野村・北豊島村と合併して池田町が発足。同日細河村廃止。
経済
- 農業
『大日本篤農家名鑑』によると、細河村の篤農家は「下村小平、下村惣七郎、北川夏五郎、南寅造、福井熊三郎、山脇辮治朗」などがいた。
地域
医療
古江の森家は、江戸時代から医薬業に従事した。
交通
道路
現在は旧村域に阪神高速11号池田線の池田木部第一出入口・池田木部第二出入口が所在するが、当時は未開通。
出身・ゆかりのある人物
- 森秀次(会社役員、部落解放運動家、衆議院議員、大阪府会議員) - 古江の森家の養子である。
脚注
参考文献
- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年。
関連項目
- 大阪府の廃止市町村一覧




