光明寺(こうみょうじ)は、埼玉県加須市にある浄土宗の寺院。
歴史
1571年(元亀2年)、加津内蔵丞長高竹井定右衛門の開基である。定右衛門は忍城の城主成田氏の妻の弟である。現在の群馬県館林市に位置する善導寺の末寺である。
1912年(大正元年)、現在の大辻無料駐車場がある場所から現在地に移転した。その後昭和から平成にかけて寺容を整備していった。
当寺の境内には観音堂があり、「乳房観音」と呼ばれる石像がある。これは丹後国与謝郡(現・京都府宮津市)の成相寺の本尊(観音菩薩)を模倣したものであり、子授け・安産・子育てのご利益があるとされている。
文化財
- 光明寺の三尊像(加須市指定有形文化財 昭和39年9月8日指定)
交通アクセス
- 加須駅より徒歩10分。
脚注
参考文献
- 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年
外部リンク
- 加須|四季折々の花にあふれる浄土宗光明寺



