トヨタ自動車ヴァルキューレ(トヨタじどうしゃ ヴァルキューレ)は、愛知県豊田市を本拠地とする、トヨタ自動車の女子バレーボールのチームである。2018-19シーズンまで、V.LEAGUE Division2に所属していた。現チーム名はトヨタ自動車サンピエナ。
歴史
1950年にトヨタ自動車工業(現・トヨタ自動車)社内にて9人制バレーボールチームとして発足。1968年に6人制に移行した。
1978年の全日本都市対抗に初出場を果たし、翌年の同大会に連続出場を果たす。1983年に地域リーグ(西部リーグ)へ昇格したが、1年で降格。その後1994年の第14回地域リーグに再昇格した。地域リーグではなかなか下位を抜け出せないまま20年ほど経つ。2003年の第23回地域リーグで1次リーグで4位に入り初めてのプレーオフ進出を果たす。2005年にはプレーオフで初の準優勝を果たし、V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)出場決定入替戦に進出した。入替戦では柏エンゼルクロスに敗れ、V1リーグ昇格はならなかった。
2013年、第3回全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会で準優勝を果たした。同年10月のVリーグ理事会で「トヨタ自動車ヴァルキューレ」としてVリーグ準加盟が承認された。チーム愛称の「ヴァルキューレ」は、北欧神話に登場する半神たち「ヴァルキューレ」(ドイツ語: Walküre)に由来する。
2014年6月、Vリーグ機構は2014/15シーズンからのVチャレンジリーグ加入を発表した。同年9月の社員総会において正式決定した。
初参戦となった2014/15のチャレンジリーグでは最下位となり、リーグ再編に伴いチャレンジリーグIIに組み込まれたが、2015/16シーズンで優勝を果たした。
VチャレンジリーグII2016/17シーズンで、二度目の優勝を果たし、V・チャレンジリーグ入替戦に進出。柏エンゼルクロスと1勝1敗となったが得点率の差でかわしてVチャレンジリーグIへの復帰資格を得た。
昇格した2017/18シーズンのVチャレンジリーグIでは、主力選手の佐藤優花がベストスコアラーになるなど健闘を見せた。最終的には5勝13敗となり6位となった。
2018-19V.LEAGUE DIVISION2は3勝15敗で9位となった。2019年2月28日付でVリーグ機構へ退社を申請。同年3月20日に開催された理事会で受理され、2019年6月30日をもってVリーグ機構を退社することが決定。今後もチーム活動を継続し、日本バレーボール協会が主催する大会に参戦することも併せて発表された。2019年4月22日より当面の間公式サイトを閉鎖。
2020年8月、チーム名を「トヨタ自動車サンピエナ」に改称。再度Vリーグを目指す。
成績
主な成績
- チャレンジリーグI、 V.LEAGUE Division2
- 優勝 なし
- チャレンジリーグII
- 優勝 2回 - 2015年度、2016年度
- 地域リーグ
- 準優勝 1回 - 2005年
- 全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会
- 準優勝 1回 - 2013年
年度別成績
選手・スタッフ
選手
スタッフ
関連項目
- 日本バレーボールリーグ機構
- トヨタ自動車サンホークス - トヨタ自動車の男子バレーボールチーム
- トヨタ車体クインシーズ - トヨタ車体の女子バレーボールチーム
脚注
外部リンク
- トヨタ自動車サンピエナ (@Sunpiena) - X(旧Twitter)
- トヨタ自動車サンピエナ (@sunpiena) - Instagram
- トヨタ自動車ヴァルキューレ時代
- 公式webサイト (閉鎖中)
- トヨタ自動車ヴァルキューレ (toyotawalkure) - Facebook (閉鎖中)
- トヨタ自動車ヴァルキューレ (@toyota_walkure) - X(旧Twitter) (閉鎖中)
- Vリーグ - トヨタ自動車ヴァルキューレ - Vリーグ公式サイトの2018-19シーズンのチーム紹介。2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。

