旧小守家住宅(きゅうこもりじゅうたく)は、愛知県犬山市犬山東古券498にある邸宅。主屋が登録有形文化財。犬山の町家の典型的な形式であるとされる。
歴史
小守家は江戸時代から小守姓を名乗り、「木屋」(きや)を屋号とする養蚕具業の商家だった。
1923年(大正12年)に主屋が建てられた。1959年(昭和34年)9月に襲来した伊勢湾台風では大きな被害を受けており、同年頃に改修された。
2010年(平成22年)にも改修された。2015年(平成27年)8月4日、主屋が登録有形文化財に登録された。内部はクラフト作品などの展示販売スペースであるぎゃらりぃ木屋となっている。
建築
犬山城下東側の魚屋町通りに面している。かつて魚屋町通りは善師野往還と呼ばれ、犬山城下から中山道に通じる道でもあった。
脚注
参考文献
- 『保存情報 4』日本建築家協会東海支部愛知県地域会保存研究会、2023年
外部リンク
- 旧小守家住宅主屋 文化遺産オンライン
- 旧小守家住宅主屋 愛知県
- オンラインあいたて博2023 旧小守家住宅 愛知登文会公式YouTubeチャンネル




