鳥媒花とは、鳥類を利用して花粉を運び、受粉する植物のことである。

概要

このような植物の花は、赤いものが約80パーセントを占める。花には模様が無いものが多く、鳥が止まりやすいよう、花器は固くなっている。虫媒花の植物に比べ花期が長く、匂いがほとんど無い。これは鳥の嗅覚が鈍いためである。蜜は大量に出し、味は割合薄くなっている。また、ほとんどが昼に花を咲かす。

その利益

鳥媒花の植物は種類が少ないため、同じ種類の植物に花粉を運ばれる可能性が高い。また、鳥にとっても他の鳥と争うことが少なくなるという利点がある。

鳥媒花の植物

  • アロエ
  • アンズ
  • ウメ
  • オヒルギ
  • 極楽鳥花
  • サザンカ
  • サルビア
  • ツバキ
  • デイゴ
  • ノウセンカズラ
  • ハイビスカス

鳥媒花に使われる鳥

  • ハチドリ
  • ハナドリ
  • ミツドリ
  • メジロ

外部リンク

  • ツバキたちと仲良し! - 東山動植物園オフィシャルブログ

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