ノーブル郡(英: Noble County)は、アメリカ合衆国オハイオ州の東部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は14,645人であり、2000年の14,058人から4.2%増加した。郡庁所在地はコールドウェル村(人口1,748人)であり、同郡で人口最大の村でもある。郡名は初期開拓者であり、オハイオ州議会下院議員を務めたウォーレン・P・ノーブルに因んで名付けられた。
歴史
ノーブル郡は1851年3月11日に、ガーンジー郡、モーガン郡、ワシントン郡の一部を合わせて設立された。現在のオハイオ州88郡の中で最後に設立された郡である。郡名はジェイムズ・ノーブル、あるいはウォーレン・ノーブルのどちらかに因むものとされており、二人ともこの地域の初期開拓者だった。
1814年に北アメリカでは最初の油井であるソーラ・マッキー油井が発見された。1925年、アメリカ海軍の飛行船USS シェナンドー (ZR-1) がノーブル郡上空で嵐に遭い、幾つかの部分に壊れ墜落した。乗員のうち14人が死亡し、29人が生還した。
地理
アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は404.57平方マイル (1,047.8 km2)であり、このうち陸地398.01平方マイル (1,030.8 km2)、水域は6.56平方マイル (17.0 km2)で水域率は1.62%である。
隣接する郡
- ガーンジー郡 - 北
- ベルモント郡 - 北東
- モンロー郡 - 東
- ワシントン郡 - 南
- モーガン郡 - 西
- マスキンガム郡 - 北西
国立保護地域
- ウェイン国立の森(部分)
人口動態
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。
郡区
ノーブル郡は下記15の郡区に分割されている。
村
未編入の町
- エイバ
- イーストユニオン
- ハリエッツビル
教育
郡内の教育はコールドウェル免除村教育学区とノーブル・ローカル教育学区が管轄している。
脚注
外部リンク
- County website - 公式サイト




