『Women Painters of the World』は初版が出版された1905年までに活躍した著名な女性画家の概要を掲載した本であり、ウォルター・ショー・スパローが収集・編纂した。
本書の意義は「女性画家の功績は低俗なものである」との誤った主張に反証を与えることにあった。本書には200名以上の画家により描かれた300点を遥かに超える絵画が掲載されている。その大半が19世紀に生まれた画家であり、様々な国際的展示会でメダルや賞を受賞している。さらに本書は19世紀後半の女性芸術を学ぶ者にとっても有益な参考図書である。
本書に掲載されている女性画家
17世紀以前生まれの女性画家
- ボローニャのカテリーナ(1413-1463)
- バルバラ・ラグノーニ(1448–1533)
- ソフォニスバ・アングイッソラ (1532-1625)
- ディアナ・スクルトリ(ディアナ・ギージ)(1547–1612)
- ラヴィニア・フォンターナ(1552-1614)
- バルバラ・ロンギ(1552–1638)
- アルテミジア・ジェンティレスキ(1593-1652)
- アンナ・マリア・ファン・シュルマン(1607-1678)
- ユディト・レイステル(1609-1660)
- メアリー・ビール(1633-1699)
- アグネーゼ・ドルチ(1635–1686)
- マリア・ジビーラ・メーリアン(1647-1717)
- ラッヘル・ライス(1664-1750)
- エリザベッタ・シラーニ(1638-1665)
- ロザルバ・カッリエーラ(1675-1757)
18世紀生まれの女性画家
19世紀生まれの女性画家
他言語版に記事がなく詳細不明の女性画家など
年代的に英語版のリンクは正しくない記事
脚注



