J-DN31(ジェイ ディー エヌ サンイチ)は、デンソーが開発した、J-フォン(現ソフトバンク)による第二世代携帯電話端末製品。
概要
J-フォン(現ソフトバンクモバイル)から「シンプルフォン」シリーズとして発売された端末。シンプルフォンの特徴として、大きな文字による表示。ボタンの大型化。ガイダンス機能を搭載した。
また、ステーション・ウェブ・ロングメールには対応していない。
日本電気(NEC)製端末に多く搭載されている、日本語入力システムT9を日本の端末で初めて搭載した。デンソー製携帯電話の定番キャラクター「まめぞう」が当機種にも搭載されていた。
色は、ノーブルラベンダーとファイングレーの2色設定された。当時、3社に分かれていたJ-フォングループ内で販売色が分けられ、東海は2色共、東日本はノーブルラベンダーのみ、西日本はファイングレーのみ販売された。
この端末が、デンソー製の最後の一般向け携帯電話端末になり、そのノウハウをG-BOOKやユビキタスモジュールなどに生かす事になった。
歴史
- 2001年8月6日 - 電気通信端末機器審査協会 (JATE)通過(認定番号:A01-0647JP)
- 2001年8月7日 - 技術基準適合証明 (TELEC) 通過(証明記号:XAA0061)
- 2001年10月 - 発売開始
参考文献
- 『日本ケータイ大図鑑 1979→2005』(ケータイBEST Vol.25 特別付録小冊子、ソフトバンク パブリッシング)
- “ケータイ新製品SHOW CASE”. ケータイWatch. (2001年9月28日). https://k-tai.watch.impress.co.jp/cda/article/showcase_top/6165.html
- “J-フォン、機能を絞り込んだ「J-K31」「J-D31」「J-DN31」”. ケータイWatch. (2001年9月3日). https://k-tai.watch.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/5874.html
外部リンク
- J-DN31
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